なぜタイピングするようになったのか
私がタイピングをしてみようと思ったきっかけは、プログを始め、これから自分が死ぬまでパソコンを使わない事はないと感じたからだ。
仕事でもメールの返信は主な労働時間を割いていて、デスクワークをしている中で、タイピング時間は長い。
そのタイピング作業が無意識に文字が打てるようになるとものすごい楽になるなという気持ちから、興味を持った。
ブラインドタッチができるようになると、言葉を話すときの発声や、ペンで文字を書くときの文字の形のように、意識をしないでタイピングをしていけるようになりたいと思って始めたが、結論やってよかった。もっといえば、もはや今後の時代を考えても義務教育にタイピングをいれてもいいのではないかと思ってしまうほどにタイピングに対するストレスが無くなる。実際はパソコンを使わない仕事は山ほどあるので少し誇張した感想にはなるが、それでもいろんな職種にITが融合している現代と、今後それがさらに加速する事を考えても、ブラインドタッチは取得して損はない。
今回は、長らく自己流の癖が染みついたタイピングから正しくタイピングできるようになった経緯と注力ポイント、方法をまとめてみる。
1.ブラインドタッチを覚える
まずはホームポジションをおぼえて自分なりの癖をなくキーを見ずにタイピング練習をする。
この作業に裏技はない。google先生にホームポジションを教えてもらい、どのキーをどの指で押すのかを覚える。
そしてローマ字打ちを覚える。
意識するポイントは、ホームポジションからできるだけ離れない事と、ホームポジションから動いたらホームポジションに自然と
戻る癖を付けること。ホームポジションについては覚えるというよりは、慣れるまで意識して、意識しなくなるまで続けるという感覚がちかい。/
2.練習方法
私のオススメの方法は、イータイピングのローマ字タイピングでひたすら練習する方法。他にも寿司打などもあるが、こちらは、お寿司が流れていく画面から焦りがでてしまうので、どうしてもタイプミスを誘発しやすいので焦りとミスが増えるのでメインオススメはイータイピングをオススメする。
逆にお勧めできない練習方法は、メールやワードエクセルなどの資料作成で練習する、という方法。
理由は、メールや資料作成の文字打ちには、内容を考えながらタイピングするという同時作業になる為に、純粋にタイピングの練習にはならないからだ。わざわざイータイピングなどのタイピング練習をするのは、打つ文字の内容を考える行為をなくし、タイピング作業のみに集中するためで、その結果、タイピング作業自体が無意識にできるようになって結果的に内容に集中するためである。
練習していく始めの段階では、キーボードを見ながらタイピングする方がスコアが高いし、早く打てる。
しかし、練習においてはキーボードを見ながらタイピングしてはならない。これは練習にならない。
初めはかなり遅くて間違いも多く、イライラする事も多いが、地道に画面をみて練習する。
しばらくはどこにどの文字があるか、ということを考えながらタイピングする事になるが、続けていく事で慣れていく。
練習方法を見てみると、当たり前のことを書いているような気がするが、自転車を乗れるようになる為の裏技がないように、タイピングも裏技はない。
ただし、自転車と同じように一度ブラインドタッチを覚えてしまうと、後はずっと無意識に打てるようになるので、自転車と同じように練習する価値がある、という事を強く主張したい。
3.楽しみを作る
・目標を設定する
タイピングを続けていくと、やればやるだけイータイピング上のランクが上がっていく。そして、自分が上手くなっている感覚が実感できるレベルで成長する。最初はタイプミスを多発してイライラするけどあせらず、続けていくことで確実にスコアが伸びていく。
目標は300というスコアを目標にしながら、一方づつスコアが上げていく事でレベルが可視化されてモチベーションが維持しやすい。
・お気に入りのキーボードを使う
また、私の場合はHHKB(Happy Hacking Key Boardというワイヤレスキーボード)を購入し、このキーボードを触りたいというモチベーションで
練習をした。毎日触りたい打鍵感でただただ打っていたい暇なときにすぐタイピングをすることでスキマ時間をタイピングに充てていた。
HHKBというキーボードについては下記記事で紹介しているのでよかったら参考に。
本当にキーボードを変えるだけで変わります。何といっても 静電容量無接点方式のキーボード の打鍵感(キーの打ち心地)については一度体験してもらいたい。病みつきになります。 HKBのタイピングが本当に気持ちがいい。これは一度、静電容量無接点方式のキーボードを試してみてほしい。私は平日は会社、休日は自宅にて持ち運ぶほどこのキーボードが手放せない。タイピングが気持ち良すぎて飛ぶ。言いすぎかもしれないが、いろんな方がオススメしている最大のいい所がこの打鍵感。
【1カ月レビュー】タイピングが楽しすぎるのでHHKB HYBRID Type-S (Happy Hacking Keyboard)のラフ紹介させてください
・小さなご褒美を設けてみる/習慣化にしてみる
目標のスコアを超えたら●●を買うとか、本日もタイピングの練習をした自分にご褒美をあげるなど。
要はタイピング自体のモチベーションがさがらない工夫をすればよい。もし、タイピングのモチベーションが低いのであれば、自分の生活の中に
例えば10分、ルーティーンの行動として入れこむと、習慣化するので習慣化もオススめです。
4.ポイントは速さよりも正確さ
タイピングの速さは後から自然と付いてきます。
それよりもタイプミスによるバックスペースを連打する時間と、ホームポジションを一度離れる方がタイムロスの方が結果的にタイピングが遅くなる原因です。
よく勘違いする方が多いのですが、とっても早くタイピングしているにもかかわらず、タイプミスが多い人が、自分はタイピングが早い、と思っている人は多いです。(私も我流でタイピングは結構速いと思っていました。)
頭を空にして、タイプミスが無くタイピングできるようになることがまず一番大切なポイントです。
早くタイピングするコツは、早く打とうと思わない事。タイプミスをなくす部分に注力する事。その結果、タイピングが自然にはやくなります。
その先の技術(指の動かし方)のレベルは私が今時点で求めていない領域のレベルなので記載しません。安定して300というスコアがでる所を目標としています。
5.苦手キーは意識する
苦手キーは練習していく中で出てきます。タイプミスにも癖がでます。この癖をなくすことでタイプミスがなくなるので、苦手キーを意識して改善していく事で、癖をなくすとタイピングが早くなります。
私の場合、伸ばし棒、Y、P、I、O当たりが慣れるまで時間がかかりました。イータイピングはタイプミスしたワードだけで練習できるので位置を意識して練習できるのでお勧めです。
現時点で数字は結構壊滅レベルでで苦手です。これまでテンキーを使っていました。
また、!?このあたりももう少し慣れがひつようです。
6.スコア300を超えるために、ボーっとして打てるようになる
イータイピングのスコア250迄は頭で位置を考えて集中していけばある程度スコア達成が可能になります。しかしスコア300超えは、頭で考えずに無意識で打てるようになってから達成できるようになるレベルでした。キーの配置に慣れてくるとタイピングしている時は雑念も無くなりただタイピングできるのでどんどん速くなり、自然とタイピングがはやくなります。
練習をしていくと、自分で実感できます。今日はミスが多いな、とか、今日は意識せずにタイピングがすらすらいくな、とかを感じます。
調子のいい日を体験すると、翌日から少しその調子が安定していき、どんどんスコアが伸びていくのです。
なので、調子が悪い日もあせらず自然とタイピングができるまでタイピングをしていく事で徐々にボーっとタイピングができるようになります。
7.長文でタイピング練習をする
イータイピングの練習にはモードがいくつかある。
その中で長文のタイピングがあるのでこの練習をお勧めする。ただ、初めから長文で練習をしてしまうと、キー配列を覚えて無い状態で長文を練習するとなかなか苦戦するので、なれてからでもよい。
ただし、短文のスコアと長文のスコアは少し変わる。なぜなら短文だと単語が増えていき、長文だと接続詞や句読点など、実際のタイピングと似てくるので実際に打つ感覚に似てくる。是非長文で練習をしてみてほしい。
まとめ
私の場合、主に土日のみタイピング練習を行い、2ヶ月で癖を克服し、初めはスコア50程度からスコア300を達成した。デスクワークの方はもちろん、ビジネスにはまだまだPCは必需品。基本的なタイピング作業を鍛えることはかなりのメリットで、一度習得するとその後ずっとスキルとして身に着くので、今後タイピングの作業時間を考慮してもやって損はないと思う。
とはいえ、イータイピングはタイピングゲーム感覚でできるので是非お試ししてみてほしい。
気になった方は小さな1歩を踏み出してほしい。
そして、私が本当にお勧めするHHKBというキーボード以外にも静電容量無接点方式のキーボードはあるので、この独特の打鍵感を体験してみてほしい。
では、また。
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