購入を決めたきっかけは、自分がブログを書くのにタイピングが上手くなりたいな、と感じたこと。
そして、今後の人生においてタイピングしなくなる人生はないな、と感じ
それなら先行投資してもいいのではないかと自己投資の意味も含め購入に至った。
最初はいまどきノートパソコンの様な薄いキーの方が打ちやすいだろうと思っていたのだが、HHKBは昔ながらの深く打ち込むキーなので、長らく慣れ親しんだ薄いキーにしようと思っていた。
しかし、どうやらキーボードを調べていくとどうやらライターやブロガー、さらにはSEやプログラマーなども愛用しているHHKBなるものを紹介している記事に出会ったことがきっかけだ。
うわさのHHKB(Happy Hacking Keyboard)とは
HHKB とは
HKB(Happy Hacking Keyboard)は、Scansnap などでお馴染みの PFU が販売する、エンジニアやライターなどのキー入力のプロフェッショナル向けキーボード。深いキーストロークと静電容量無接点方式により、強く押し込まなくてもキー入力が可能。PFU の研究所と東京大学の名誉教授 和田英一氏の共同研究により生まれたキーボードだそうだ。
HHKBはUSモデルと日本語モデルがあるが、これも慣れだろうが、USモデルには矢印キーがなく、Fnキー同時押しでキー操作をする(日本語配列でも可能)のだが、そもそも初心者レベルの自分にはさすがに矢印キーは必要とおもい、日本語配列の墨モデルにした。
白は昔のキーボードを連想させたのと、長らく使用すると黄ばみがでる、というレビューから墨モデルに決定した。
キーボードの種類
キーボードの種類は4分類に分かれる
・メンブレン
・パンタグラフ
・メカニカル
・静電容量無接点方式
この4つ。
メンブレン
昔ながらのキーボード。
安価
ゴムを基盤としているので劣化は避けられない
パンタグラフ
ノートパソコンに採用されている
キーの高さが低く薄い
メカニカル
1つ1つのキーが独立して機能している
カスタマイズ製に優れている
軸の変更が可能なので自分好みの打鍵感に変更できる
静電容量無接点
スイッチを押すときの静電気を感知して入力する為そこまで打ち込まなくても反応する
耐久性が高い
打鍵音が独特
高価
HHKBは静電容量無接点方式というタイプで、この静電容量無接点方式のキーボードが独特のスコスコとした打鍵感になる。
他のブランドでいくと、東プレやNiZといったメーカーからも静電容量無接点方式のキーボードが発売されているので比較してもいいと思う。
私は実際家電量販店で東プレの静電容量無接点方式を触ってみて、打ち心地を体感し購入を決意した。東プレはコンパクトなモデルが無かった為、かねてから調べて気になっていたHHKBを購入したが、NiZもいいみたいなので気になる方は調べてもいいかもしれない。様々な人がYoutubeで動画解説やASMRをやっているので正直そちらの方が参考になると思うのだが、HHKBがいい、という気持ちはほかの紹介者にも負けないので1人でもこもの打鍵感を体験するきっかけになれば嬉しい。
メリット
・打鍵感がいい
・スコスコ/コトコト感
・吸いつく打鍵感
・打鍵音が静か(静音モデル)
・耐久性が高い・長時間使っても疲れにくい
私の結論としては、『打鍵感』正直これに尽きる。
タイピングで発生するカチャカチャという音ではなく、スコスコ/コトコトといった音で静かな場所や会議などでも議事録を取ったりするのにも音がきにならない。ただ、なによりもいい所は打ち心地。ただただずっとタイピングしたい感覚になる。
文字で表現するのが難しい感覚の部分ではあるが、わかりやすく表現するとしたら、これを使ってしまえばもう他には戻れない感が出てしまうほど、この打鍵感にどっぷりとはまってしまった。
アウトプットが楽に早くなる
タイピングがはかどると、アウトプットがすらすらと文字になるので詰まる感じがなくなりすらすら思考が出てくる感覚になる。
思考を止めるストレスが無くなるのでそのまま文字にしていくことができる。
キーマップを使って自分のキー配列にできる
HHKBはFnキーがとても大切。なぜなら必要最低限のキーは位置しかない為、そのほとんどをホームポジションから移動せずに文字を打つことに特化したキーは位置のため、1つのキーに2つの役割をもつ。
なのでFnキーをいかに抑えやすいかを考えてキー配列を設定することでキー配列を調整してオリジナルの快適性を追求できる。
私の場合はスペースキー横の無変換キーをFnキーに変換する事でホームポジションを崩さずにFnキーを押せる設定にしている。
4台まで同時ペアリングできる
ブルートゥース4台+優有線1台同時接続が可能。
そして切り替えがかなりはやいので複数台のデバイスを活用する人には嬉しい機能だ。
デメリット
・キー配列が独特
一番の違いはコントロールキーの位置。 一般的なキー配列でいうキャップスロックキーの位置にコントロールキーがある。これはそもそもコントロールキーという使用頻度の高いキーをあまり使わない(むしろ打ち間違えてイライラする元凶)のキャップスロックキーの位置に変えることで、ホームポジションを変えずにコントロールキーを使う事ができる為だ。
・ その独特の配列故に、いったんHHKBキーボードに慣れてしまうと、通常のキー配列のキーに戻れなくなる。
→キー配列もそうだが、そもそも打鍵感が違うので他のキーボードで打つ気が無くなる諸刃の剣である。
・持ち運びを余儀なくされる人が増える。
→このキーボードがよすぎるが故に持ち運びが必須となるという意味にもなるが
どうせキーを打つならHHKBで、という心理から毎度持ち運ぶこととなる。
これについては会社以外PCを触ることがない、という人は自宅でしか使わない、という方には関係のない話になる。
私は私は会社と自宅に持ち運びをしている。
コンパクトなサイズではあるが、約600g(電池込み)なので500mlのPETボトル飲料1本もつより少し重い。
・高価
→35,200円
シンプルに高い。AirPodsPro が買える。
結論とおまけ:イータイピング
HHKBを購入してから毎日キーボードを叩くのが楽しみになった。
ブラインドタッチを意識的に取り組み始めて、自分は今までキーボードをみてタイピングしていたということに気付いた。そこで、ただただキーボードを叩きたいという欲を満たし、なおかつブラインドタッチの練習も同時にできたら最高!という考えからイータイピングをやり始めたらこれがハマった。
私がイータイピングをしたくなったきっかけは下記の動画の影響もある。
これからの時代、PCを必要とする時代はしばらく続くと思う。ならば作業効率を上げていきながら、タイピング作業すら楽しくなるという考えで自己投資をするのも1つの考え方として、参考になれば嬉しい。
では、また。
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